【残り17秒での勝ち越し弾で3連勝！】第17節 VS フウガドールすみだ

11/15(土)に町田市立総合体育館でペスカドーラ町田のホームゲームが開催されました。

前節、アウェイでのしながわシティ戦では残り1分のところで、磯貝選手が得点を決めて1-2で勝利しました。これで3位に順位を上げたペスカドーラ町田です。27節まで行われる中、現在首位との勝ち点の差は8と、まだまだ追い上げが可能な位置にいます。

本日の相手は現在5位で勝ち点が25のフウガドールすみだです。町田の勝ち点は29なので、この試合は上位に追いついて、下位を引き離すためにも勝ち切りたい試合です。


試合前には桜美林大学スポーツ産業ゼミとの連携企画「想いをカタチに」という、タトゥーシールを身につけて応援する企画も開催されていました。多くの人が様々な場所にシールを貼っていて、会場も華やかに盛り上がっていました。子供達がほっぺたにシールを貼っているのは可愛かったです。

相手のフウガドールすみだには、ペスカドーラ町田から期限付き移籍中のゴレイロの土岡優晟選手、以前町田に在籍していた福田選手がいます。2人とも今日のメンバーに入っており、監督の岡山さんは町田の監督経験もある方で気が抜けないチームです。

試合の前には、前節でFリーグ通算400試合出場を達成した森岡選手にご家族から花束の贈呈が行われました。森岡選手はFリーグ創設時から出場しているフットサル界のレジェンドで今シーズンでの引退を表明しています。町田で見られるのは残り2試合となりました。テクニックだけでなく、体の強さ、駆け引きのうまさなども必見です。

試合は9分に福田選手に恩返し弾を受けて失点します。なかなか決め切れないまま第1ピリオドが終了。第2ピリオドが始まりすぐに角度のないところからヴィニシウス選手が同点ゴールを決めて試合は振り出しに戻ります。

12分には山中選手のゴラッソで2-1と勝ち越します。代表戦にも召集されて活躍していた山中選手、さすがのゴールでした。

しかし、終了間際の19分、相手のパワープレーからふわっと決められてしまい2-2に。残り17秒で、相手からファウルをもらいます。相手は5ファウルだったため、第2PKとなりました。キッカーは森岡選手です。ここで相手のゴレイロが土岡選手から別の選手に代わりました。これをきっちり決めて3-2でこのまま勝利することができました。

2戦続けてギリギリまで諦めずに勝ち切ったのはチームの底力が上がってきている証拠だと思います。

最後の勝利のセレモニーの時に、森岡選手が、相手の土岡選手は昨年ずっと一緒にシュート練習をしてきた相手だったこと、ほんの数分だったけどどう蹴るか決めて蹴ろうと考えていた時間は1時間くらいにも感じたこと、ゴレイロが変わって少し驚いたこと、を話してくれました。試合を見ているだけでは、わからないことが知れて嬉しかったです。

第17節は、首位の名古屋が勝って2位のしながわシティが敗戦したため、2位以下との差が少し付きました。町田は勝ったので、2位のしながわシティに勝ち点1差まで迫っています。
ここからも勝ち点を重ねて首位にくらいついていきましょう！

400試合出場のセレモニー、試合の途中も相手選手とバッチバチで、最後は勝ち越し第2PKを決めて、今日は本当に森岡選手の日でした！サポーター席のお祝いメッセージも気持ちが伝わりました。

今シーズンのホームゲームは残り2試合です。みんなで応援して頂点を取りましょう！

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