Photograph by FC町田ゼルビア
INTERVIEW 町田日和編集長・郡司聡の選手直撃インタビュー!
DF NO.2 奥山 政幸選手
Q:前節は悔しい今季初の敗戦となりました。奥山選手なりに試合を振り返っていただけますか。
「自分たちがコンパクトにしている分、千葉はサイドを広げてくることを意識していたと思いますが、左右に振られることで難しい試合になりました。そういう状況でも守らなければならないのですが、対応が後手に回ってしまいました。自分のサイドから失点をすることもあったので、反省点の多い試合だったのかなと思っています」
Q:チーム立ち上げの練習で相馬監督からも何かお話があったと思います。それを奥山選手なりにはどう解釈していますか?
「今季初の敗戦にはなりますが、敗戦を引きずらずに、結果が出ていたことを思い出して、相手どうこうではなく、自分たちには立ち返る場所があるので、その原点を見つめ直して取り組んでいきたいです」
Q:次は古巣の山口戦となります。2年目の対戦とはなりますが、いかがですか?
「意識する相手ではありますし、負けたくはありません。順位は山口さんのほうが一つ上なので、勝てば順位も入れ替わることができます。山口さん自身も前節の敗戦を経て、次の試合に臨むので状況が似ています。その中で結果を残して、相手よりも上に行って、また良い循環を生み出せるようにしたいです」
Q:奥山選手がいた頃よりはかなりメンバーは代わっていますが、今でも仲の良い選手はいますか?
「三幸(秀稔)選手は今でも連絡を取り合うほど仲が良いです。今回も『やっと負けたな』というメッセージがきて、悔しい思いをしたのですが、対戦を楽しみにしています。昨季の山口戦はホーム最終節の対戦では累積警告で出場停止でしたし、アウェイでの試合は終盤に数分出場しただけなので、もっと出られるチャンスがあるのならば、勝つために頑張ります」
Q:ちなみに三幸選手の特徴は?
「チームのバランスを取れる選手ですし、技術の高さもあります。意表を突くパスも出せます。今年の映像を見ると、ボールを奪う回数も増えていて、山口の中心選手に見えるので、警戒していきたいです」
Q:今季初の敗戦とはいえ、42試合の長いシーズンでは起こり得ることです。その意味でも次の山口戦は重要度が高いゲームとなります。
「連敗は避けなければいけませんし、今季初の敗戦ですが、変に敗戦を引きずらないこと。またホームで勝つことができれば再び勢いを取り戻せると思います。しっかりと前を向いて戦っていきたいです!」
町田日和とは・・・FC町田ゼルビアを中心とした町田市内のフットボール情報が盛りだくさんのWebマガジン。
マッチプレビューやマッチレビュー、ゲーム関連記事や選手コラムなど月額540円(税込)。
編集長の郡司聡は『エル・ゴラッソ』や『サッカーダイジェスト』でもゼルビアの担当記者を務めている。
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INTERVIEW 応援のカ・タ・チ【by おと】
本日はゴール裏ど真ん中、時々バクスタよりで煽り(前に立って拡声器で皆を鼓舞 する人)をしている現役高校生のあゆむくんです。
小学生の時に初めてゼルビアに来てから早9年!サッカー部、応援と大忙しのあゆむくんの話、どうぞご覧ください。
こんにちは。2001年生まれ、現在高校3年生になったあゆむと言います。
初めてゼルビアを見たのは2009年JFLの時に父に誘われてでした。
応援デビューはサッカーも始めていた2012年の熊本戦で友達と面白そうだねと、いきなりゴール裏に行った時です。
昔から応援が好きで憧れていたのでそのあとはよく見に行くようになりました。
中学校に上がり、Lフラッグを振り始めました。
中学からはサッカー部と応援と忙しい時間を過ごしています。
家も理解してくれていて好きなようにやらせてくれていてありがたいです。
また遠征などでは車に乗せてもらったり、安くしてもらったりと周りのみなさんに良くしてもらっているので続けていられます。
高校に入ってからもサッカー部と応援を続けています。
部活でのポジションは右サイドハーフです。今はイン ターハイ予選で2次予選に行けるように日々練習しています!
最近はゴール裏で前に立つことも増えて来ました。
煽りをする時には、応援が盛り上がるようにと気持ちを込めてやっています。
勝てない時やチャンスが外れた時ほど盛り上げるように気をつけています。
応援の好きなところは集まった人たち、年齢性別仕事など本当にバラバラな人たちが手を叩いて飛び跳ねて歌うという一体感が出るところです。
ゴールが入った後などは最高です!
ゼルビアが好きなところは、試合後に行われる子供達のふれあいサ ッカーなど、クラブと選手、サポーターの距離が近いところです。
好きな選手は井上裕大選手です!2016年に移 籍発表があった際に裕大選手の動画を見て、単純にうまいな!って思い、なんとなくで裕大選手のユニを買いまし た。
小野路(練習場)へ裕大選手にサインを求めに行ったら(ご自分の番号の入った)ユニを持ってきた人が初めてだったらしくて超喜んでくれてそこから仲良くなって大好きになっていきました。
他の選手がサインを求められてい るのを見て羨ましかったそうです!
印象に残ってる試合は2017年のアウェイ福岡戦です。
1-0のビハインドかつ1人 退場者が出ている中、中島選手の終了間際の連続ハットトリック(3得点)は多分死ぬまで忘れないと思います(笑)
自分自身も全財産を使って福岡に行ったので本当に行った甲斐があったと思いました!
応援をしていて印象深いのは初めてゴール裏に行った2012ホーム熊本戦です。
ゴール裏の応援ってこんななんだ、 ゴールが決まるとみんなこんなに喜ぶんだ、一つのことにこれだけの人が喜怒哀楽するのってすごいなって当時小学生ながら感じました。
僕がゴール裏に入ったきっかけです!ゴール裏は初めは怖いという印象もあると思いますが、入ってしまうと優しい人ばかりですし、友達もたくさんできました。
1度くるとやみつきになりますのでぜひ一緒に熱く応援しましょう!
もっともっと色々な人と関わりたいので気軽に話しかけてください!よろしくお願いします!
VOICE flom Call Leader【by トモキ】
FC町田ゼルビアサポーターのみなさんこんにちは!
前回のホーム熊本戦は、終了間際にドリアン選手のゴールで2-2のドローでした。
ビハインドの展開が続きましたが、選手はもちろん、サポーターも最後まで勝利を諦めずに戦ったことが、最低限の勝ち点1という結果に繋がったと思ってます。
そして先週のアウェイ千葉戦。前半はいい流れの中で先制して、応援も旗の海と応援が噛み合って良いムードを作れていました。後半もこのペースで行きたかったのですが、同点に追いつかれてからは向こうのペースに押されてしまい、今シーズン初の敗戦となりました。
ただ、長いリーグ戦での戦いで無敗を続けることは難しいですし、いずれは負ける試合もあります。
だからこそ今日のホームゲームはものすごい大事なものになってくると思ってます。
個人的には今日のホームゲームからが本当のスタートだと感じてます。
今年は選手たちも苦しい展開の中でも、最後まで戦う気持ちを切らさずに、勝ちを目指して戦ってくれています。
ここから上位チームとの対決やゴールデンウィークの連戦が始まってきます。
俺たちサポーターも、改めてそんな選手たちにもう一歩足を踏み出させるような、応援をしていきましょう。
俺たちのホーム野津田です。俺たちのホームで連敗なんてみたくないです。
しっかりホームで嫌な流れを断ち切って、また流れに乗るためにも野津田にいる全てのゼルビアサポーターのみなさんの力で最高のホームの雰囲気を作りましょう!!
COLUMN トップをねらえ!(ゼルビアユース/ジュニアユース情報)【by かみじま】
【ユース・ジュニアユースの近況】
☆U-18 高円宮杯サッカーリーグ T2リーグ
4/11に第4節・実践学園高校Bとの対戦が行われました。
試合はここ最近絶好調の金澤空君がシュートを叩き込み先制。
実践学園に追いつかれるが後半20分に大塚拓哉君の決勝点が決まる!白熱した試合はスコア2-1でゼルビアユースが勝利!T2リーグ3連勝です!
ここまで3勝1負でリーグ2位となっています。
全18戦で行われますのでまだまだ序盤戦。
1試合1試合を目一杯戦ってシーズン最後に笑顔でいられるように、サポーターの声を力に変えて突き進んで行ってほしいですね。
☆U-18 日本クラブユースサッカー選手権関東大会 グループステージ夏の全国大会を目指す戦いがやってまいりました。
昨年の関東大会では三菱養和SCと東京ヴェルディに勝利し2年ぶりの全国切符を手に入れました。
今年は連続出場を狙うべく、まずはグループステージの戦い。
4/7~5/6まで行われています。
初戦のFC.MAKUHARI戦ではスコア7-0(齊藤滉×2・金澤空×2・前田陸斗・佐藤陸・小山田賢信)で勝利し順調なスタートを切っています。
連続出場に向けてプレッシャーは相当かかるとは思いますが、チーム・仲間が1つになってプレッシャーを跳ねのけて、あのバカ熱い夏を味わいに頑張って行きましょう!
☆U-15 高円宮杯ジュニアユース T1リーグ
4/8にFC府中戦が行われました。
開幕6連勝を目指して挑みましたが立ち上がりFC府中の運動量とパワーに押され前半31分に失点。
スコア0-1で後半へ。うって変わって走りに走るゼルビアU-15。
後半8分に水口智也君が左サイドから見事なドリブル突破を仕掛けゴールネットが破けるタイガーシュートが決まる。
その後も守備をしっかりしつつも人もボールも動きまくるゼルビアサッカーを展開しますが惜しくもタイムアップ。
スコア1-1の引き分けとなりました。
4/14のFC杉野戦はスコア2-2でまたもやドローとなりました。
しかしゼルビアの2得点は水口智也君。これで智也君は直近5試合で7得点の点取り屋っぷりを魅せています。
トップチームの無敗は途切れたが俺らゼルビアU-15の無敗街道は途切れさせない!トップの試合とのカブりが非常に多いU-15の試合ですが、今日もやっぱり夜19:00小野路Gにて!本日のメインディッシュはゼルビアU-15春の彩り野菜勝点3点添えです♪
☆U-14 高円宮杯サッカーリーグ T3リーグ
4/7に国分寺五中と対戦しました。
スコア2-0(折口翔哉・谷本一波)でゼルビアU-14の公式戦初勝利!そして
酒井良監督初勝利しました!ラインダンスもバッチリ決まって酒井監督からは「ブラボー!」の掛け声がありました。
試合後にサポーターとの談話で、酒井監督「本当に嬉しい。今夜は美味しいお酒が飲めそうだ♪」と喜んでいて、安堵したような雰囲気が印象的でした。
翌日4/8のメトロポリタンリーグ第2節SC相模原との試合をスコア4-0と勝利しており、ゼルビアU-14がいよいよ目覚めてきました!ぜひ彼らのブラボーサッカーを見に来てください。
【近々の日程】
☆U-18A 高円宮杯サッカーリーグ T2リーグ 第4節 ~ 第5節
4/26(木) vs國學院久我山高B 18:00キックオフ 場所:駒沢第二球技場
☆U-18A 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会 グループステージ
4/22(日) vsジェファFC 18:30キックオフ 場所:朝鮮大学グラウンド
4/29(日) vs大森FC 17:30キックオフ 場所:小野路グラウンド
5/6 (日) vsザスパクサツ群馬 17:30キックオフ 場所:小野路グラウンド
☆U-18B 高円宮杯サッカーリーグ T4リーグ 第1節
4/22(日) vs武蔵高校 9:00キックオフ 場所:武蔵高校グラウンド
☆U-15 高円宮杯サッカーリーグ T1リーグ 第6節 ~ 第9節
4/22(日) vsAZ東京青梅 19:00キックオフ 場所:小野路グラウンド
4/28(土) vsFC多摩 16:00キックオフ 場所:赤羽スポーツの森
☆U-14 高円宮杯サッカーリーグ T3リーグ 第5節
4/3(月) vsアミーゴFC 15:00キックオフ 場所:小野路グラウンド
※予定は変更になる場合があります。最新情報はNPO法人アスレチック町田のホームページでご確認ください。
(http://acmachida-zelvia.com/)
REPORT ゼルビアを丸裸にする!!【by ホシノ】
第8節 FC町田ゼルビア△ 2-2 ロアッソ熊本
第9節 ジェフユナイテッド市原・千葉 3-2 ●FC町田ゼルビア
【テーマ 失点のタイミング】
開幕7戦無敗と好スタートを切りましたが、熊本戦では常にリードを許し、ラストプレーで追い付くギリギリの試合展開でした。
続く千葉戦では、AWAY2連敗をしていた相手の、HOME必勝に懸ける気迫に押し込まれる格好で、今シーズン初黒星となってしまいました。
順位こそ4位をキープしていますが、勝ち点を見ると団子状態なので、敗戦のショックを切り替えて上位に踏み留まれるのか。
山口(3位)、大分(2位)、東京V(5位)と上位クラブとの連戦に良い雰囲気で挑むためにも、本日のレノファ山口FC戦は重要です。
熊本戦はラストプレーで引き分けに持ち込み、無敗を継続させた劇的な展開に盛り上がりました。
得意のセットプレーからの得点だったことや、同点の場面(アシスト:森村選手、得点:バブンスキー選手)は交代の采配が当たったとも言えますが、一方で常にリードを許す試合展開だったこと、さらに失点(1-1→1-2)のタイミングが、せっかく同点にしてから僅か3分後と試合運びにまだまだ課題があると感じました。
千葉戦では、セットプレーではなく、試合展開の流れの中で相手を崩しての2得点(特に2点目のパスワークは完璧)
だっただけに、敗戦という結果だけが悔やまれました。
この試合でも(1-1にされたのは後半開始早々の12分、2-1と逆転されたのは僅か8分後)と立て続けの失点で、試合運びに課題があることを痛感しました。
試合の勝敗とは別にこれまでの失点を振り返ると、大宮戦は2分間で2失点、山形戦は後半開始7分で失点、松本戦は町田の得点の6分後に失点、金沢戦は後半開始6分で失点に加えて、上記の熊本戦と千葉戦となると、試合が動きやすい時間帯に耐えきれない失点や、浮き足立ってのミスや中途半端なプレーからの失点が目立ち、まだまだ上位に踏み留まるにふさわしい試合巧者とは言えないのが現状です。
4月後半からGWにかけての連戦は、選手の疲労・怪我によるコンディション管理や、チームを立て直す時間が充分に確保できないことから、シーズン序盤の山場とされています。
ここでしっかり勝ちきって勢いに乗れるのか、それとも連敗して自信をなくし、立て直しもできずズルズルと負のサイクルに陥るのか、大きなポイントになります。第9節までの勝ち点の獲得率を算出すると、勝ち点総合計27点(3点×9試合)に対して、今節までの勝ち点は16点で、獲得率は59.2%となります。
この獲得率を年間の勝ち点総合計に当てはめると、74.5点(年間42試合の勝ち点総合計3点×42試合=126点の59.2%)となり、今シーズンの目標である6位以内を達成するには、目指すべき十分な数字です。(※参考:昨シーズン第10節時点では、獲得率は40%で目安が50.4点で最終結果は勝ち点50)
今後も今のペースで勝ち点を積み上げていくには、どんな厳しい試合でも勝ち点を積み上げること、連敗をしないことです。
勝負どころの紙一重を手繰り寄せられるように、チームが少しでも勢いに乗れるように、厳しい夏場やシーズン終盤戦を戦い抜くための地盤固めがしっかりできるように、選手の後押しになる熱い声援と拍手をとどけましょう!