Photograph by FC町田ゼルビア
INTERVIEW 町田日和編集長・郡司聡の選手直撃インタビュー!
FW NO.9 鈴木 孝司選手
Q:まずは0-0に終わった前節の栃木戦を振り返ってください。
「お互いにやりたいサッカーが似ていたので、球際やセカンドボール争いが鍵を握るような展開の中で、それで上回ったほうがチャンスを作れていました。試合としては後ろがゼロ で守ってくれたので、前が1点を取って、勝利に持ち込みたかったですね」
Q:今節はホームでの岡山戦になります。岡山と聞いて、パッとイメージすることは何でしょうか?
「ボランチの上田康太選手は特長のある左足を持っていますし、ロングキックやプレースキックなどでチャンスを作ってくると思います。FWとしてはそこの起点をケアする必要はあると思っています」
Q:岡山には昨季一緒にプレーした増田繁人選手もいますね。
「前への対応やハイボールには強いのですが、苦手なプレーも分かっているので、マッチアップではそのアドバンテージを生かせるようにしたいですね」
Q:ちなみにFWとして点を取るために参考にしている選手はいますか?
「フロンターレの小林悠選手がゴールを決めたとなれば、そのゴールシーンを振り返りたくなります。誰かがサイドをえぐった時の中での動き出しや相手を外す時の動きがうまいですよね。あとは背が小さいけど、クロスに合わせる動きなどが優れているスアレスの動きは映像で見ちゃいますね。脇のポジションを取ったあとにクロスやマイナスのボールが出てくるまでに相手の視野から消える動きなど、それが優れた選手のプレーは気になります」
Q:突然ですが、最近ハマっていることは何ですか?
「アプリゲームの『荒野行動』。個人的にはブームが遅れてやってくるタイプなんです(笑)」
Q:ちなみにオフは何をして過ごしますか?
「基本的には体を休めます。ただ結構、休みの当日になって『ヤバイ、何しよう......』と思うタイプです」
Q:岡山戦の次は愛媛戦とホーム連戦になります。野津田に詰め掛けてくれるファン・サポーターへメッセージをお願いします。
「勝つことで町田の地域も盛り上がると思いますし、自分たちが勝つことでJ1昇格に向けた環境面も変わってくると思います。選手たちは勝つためにできることをピッチで表現するので、ファン・サポーターのみなさんにはそのための後押しをお願いしたいです。ホーム連戦となりますが、まずは岡山戦での熱いサポートをよろしくお願いします!!」
町田日和とは・・・FC町田ゼルビアを中心とした町田市内のフットボール情報が盛りだくさんのWebマガジン。
マッチプレビューやマッチレビュー、ゲーム関連記事や選手コラムなど月額540円(税込)。
編集長の郡司聡は『エル・ゴラッソ』や『サッカーダイジェスト』でもゼルビアの担当記者を務めている。
町田日和サイトはこちら
INTERVIEW ゼルサポ女子に聞く!【by おと】
本日はゴール裏ど真ん中。コールリーダー目の前でがっつり応援している宮脇さんにインタビュー。
熱く応援している宮脇さんは、母であり妻であり仕事人でもあっ てコアサポーターでもあるすごい方。
JFL時代から応援している宮脇さんのお話どうぞご覧ください。
ゼルビアの存在を知ったのは、2008年関東リーグの時でした。
夫が情報をどこかから持ってきたので、試合情報を調べたもののお金の払い方がわからず1年間探し続けました。
実は無料で見れたのですが1年間棒に振ってしまいました。
2009年にゼルビアがJFLに上がると「ホームページにお金払える欄ができてる!」と、シーズンチケット(以下シーチケ)を買い、1年間見に行きました。
町田にはその数年前から住んでいたこともあり、せっかく町田に住んでいるから地域とつながりたいと思っていました。
サッカーは全然見ておらず、子供もやっていなかったので、初めて見た試合がJFLの町田戦でした。
最初はバックスタンド(以下バクスタ)で見ていました。
一度、2009年に声がする人たちの横に行こうって行ってみました。当時はまだバクスタで応援もしていたんです。
そうしたらどうぞどうぞーご一緒に!と言ってくださる方がいて気づくと前の方で応援していたことが最初に応援した体験でした。
でも、その試合は結果がいまいちで、隣にいた可愛い女の子が試合後に怒って荒れていたのを見て「すごい熱いなー」と思っていました。
応援して勝って次からも応援する!というようないい展開ではなかったんです。
その後も2009年のシーズンはバクスタの芝生で敷物を敷いてゴロゴロしながらみているような状況でした。
よく年、2010年はメインのシーチケを購入してメインスタンドで見るようになりました。
この年から応援がバクスタからゴール裏に変わり、応援が気になるようになりました。
最初はメインで手拍子をしていたのですが、周りが同調してくれないので、あっちいっちゃおうかなーってゴール裏に行っちゃいました!
2010年の後半は、ダウングレードしてゴール裏に行くようになっていました。
ゴール裏へは一人で行っていて夫と息子はメインで見ていました。
当時はもちろん、サポーター団体には入っていませんでしたが、早く来るとミーティングなどをしていて、一緒にどうぞーって誘われたりしているうちに気づいたら仲間になっていました。
現在はクルヴァマチダのメンバーとして活動をしています。
初めての遠方アウェイは、家族で夏休みを利用して京都に行きました。
京都と行っても、相手は京都サンガではな く佐川印刷SCの時代です。
これが初めての遠方アウェイだったんですが、知らない人でもゼルビアのユニを着ているとこんにちはーって挨拶し合うのがすごくいいなと思って、アウェイ参戦にはまって行きました。
印象に残っているチームはSAGAWA SHIGA FCです。
いつ対戦しても強いなと思ってました。
彼らは失点しても全く落ち込むことなく、冷静に次のプランを思い浮かべながらキックオフの笛を待っている感じが印象的だったんです。
特に2011年の SAGAWA SHIGA FC戦は2戦とも記憶に残っています。1試合目は行っていないのですが3点取って追いつかれ たことで記憶に残っています。
逆に、次の試合では追いつかれたんですが、ゼルビアがもう1点取って勝ち切ったことで、「応援って通じるんだな」って実感した試合になりました。
普段は応援が通じるって思える試合も少ないと思うんですけど、通じている試合って絶対にあって、その体験から通じるって思って応援するようになりました。
最近はDAZNなど、いろんな角度で取っているカメラを見ていると、あそこで誰が罵声を浴びせているとかがすごくわかります。
絶対選手もわかっていると思うんです。
わかっているなら力になるような、しっかり伝える応援をしたいと思っています。
力になるような応援とかブーイングをしたいですよね。
今までで応援してきた選手は庄司選手(現ベガルタ仙台)や鈴木崇文選手(現ザスパクサツ群馬)などです。
昨年まで応援していた戸島選手が移籍してしまったので今年はみんなに愛を注いでいます!(笑)
町田のゴール裏って老若男女、いろんな人がいるので、誰でも応援できる場所です。
怖そうに見えるお兄さんお姉さんも子供好きだったりするので、気負わずに楽しんできてください!
まずは、自分がいる場所で手拍子とかして、 楽しいと思ったら徐々に近づいてきて見るくらいの無理しない自分のペースで来てくれたら嬉しいです!
VOICE flom Call Leader【by トモキ】
FC町田ゼルビアサポーターのみなさん、こんにちは!
前回のホーム・讃岐戦は連勝でいい流れをもう一度掴みかけてきた状況だからこそ、みんなに「もう一度気持ちを引き締めてほしい。讃岐もチーム状況がなかなか上がらない中ですが、全力で喰らいついてくると思います。 俺たちが油断していると足元をすくわれる。横浜FC戦同様、それ以上に選手のために声を出して後押しすれば、絶対に選手たちも答えてくれるはずです。雨の中少ない人数でも、しっかり声を出して3連勝掴み取りに行きましょう」と話しました。
前半に先制しましたが、その後少し気持ちの緩みを感じたのでハーフタイム時にも同じようなことを話しました。
後半は立ち上がりから気持ちのこもった応援ができ、さらに2点を突き放し、3連勝することができました。
そして、先週の栃木戦。大谷選手が讃岐戦後に「栃木まぁまぁ近いんで」と話してくれたおかげか約700人のサポー ターが栃木に乗り込みました。
試合前に「昇格組の強さっていうのは俺たちが一番分かっていると思います。12年の 対戦では一度も勝てなかった栃木相手に勝って、4連勝で野津田に帰りましょう」と話して試合に臨みました。
結果はスコアレスドロー。
暑さの影響か、押される時間帯も多く、サポーターも声が響きにくいスタジアムでなかなか思うように声を届けられなかったと感じました。ただ、苦しい中でも勝ち点を持ち帰ることができたのは大きいはずです。
そして、今日の岡山戦。連勝は途切れましたが、勢いはまだ途切れていないと思います。
もう一回ホームから勢いを上げるために、選手たちがもう一歩前に向かうことができるような声を届けていきたいです。
引き分けが多いこのカー ドですが、今のホーム野津田は勝ちきれる雰囲気を作ることができると思います。
岡山戦初勝利、ホーム3連勝でまた上昇気流に乗っていきましょう!
COLUMN 町田に"なでしこ"の花を咲かせよう!(ゼルビアレディース情報)【by コモタツ】
2月から新体制で始動して約3ヶ月。
毎週のようにトレーニングマッチを重ね、チームとしての連携を高めてきたゼ ルビアレディースですが、ようやく公式戦が開幕しました。
昨年同様、大学チームを中心とした『関東大学女子サッカーサタデーリーグ』と、昇格を果たし今年から4部で戦う『第38回東京都女子サッカーリーグ4部』の2つのリーグに参戦します。
まず、サタデーリーグが5月12日に開幕し、初戦の相手は東京国際大学。
昨年の対戦では敗戦したものの、サタデーリーグで初めて得点を挙げた相手でもあります。
昨年とは異なり、前半は終始、優位に立つもののフィニッシュまでは行けず、このまま無得点で終わるかと思った前半40分過ぎに11中辻可菜選手が中盤で奪い取ってキーパーと一対一になったところで冷静にループを決めて先制しリードしながら前半終了。
後半は、立て直してきた東京国際に攻められるシーンが増え、20分過ぎに見事なFKを直接決められてしまい、同点に。そのまま一進一退を繰り返し、そのままタイムアップ。
1-1のドローという結果に終わりましたが、昨年はこのリーグで勝ち点を得ることが出来なかったことを考えると、かなりレベルアップしたことが分かりますね。
一方の都リーグも先日、開幕戦を行ない、大量9得点で初戦の成城大学戦を見事勝利で飾りました。
なかでも、 今季加入し先日のゼルビーランドでのお披露目でも“ひょっこりはん“で強烈なインパクトを残した20渡邊彩海選手がハットトリックを達成する大活躍。
キャラクターだけでなくプレイでもサポーターにインパクトを残す試合となりました。
次節も期待したいですね。
さて、いよいよ来月10日から皇后杯東京都予選が始まります。
初戦の相手は強豪の南葛SC WINGSですが、2つのリーグ戦を通じて更なるレベルアップを図り、予選を勝ち抜いて全国に行きたいですね!
【近々の日程】
【第40回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会東京都予選 一般ラウンド1回戦】
☆6月10日(日) vs 南葛SC WINGS キックオフ時間10:50 at 清瀬内山グラウンドA
【第38回東京都女子サッカーリーグ4部】
☆7月29日(日) vs 荒鷲FC キックオフ時間・開催場所 共に未定
【関東大学女子サッカーサタデーリーグ戦】
☆6月2日(土) vs 大東文化大学 キックオフ時間12:30 at 大東文化大学
☆6月30日(土) vs 神奈川大学 キックオフ時間・開催場所 共に未定
※予定は変更になる場合がありますので、ホームページでスケジュールをご確認ください。
※予定は変更になる場合があります。最新情報はNPO法人アスレチック町田のホームページでご確認ください。
(http://acmachida-zelvia.com/ladies_result/)
COLUMN トップをねらえ!(ゼルビアユース/ジュニアユース情報)【by かみじま】
【ユース・ジュニアユースの近況】
☆U-18 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会 決勝トーナメントステージ
夏の全国大会出場を賭けて、予選である関東大会を現在戦っています。
1次予選を全勝で突破し迎えた決勝トーナメント。
1回戦の千葉SC戦が5/19に行われました。
コイントスで強烈な西日を避けるサイドを選んだゼルビア ユース。
先制点もゼルビアユースが奪う!齊藤滉君の折り返しに絶好のポジションからシュートをふかすことなくズバっと決めた菊地陸斗君!
追加点は後半に、セットプレーから鈴木舜平君が押し込む!ナイスキャプテン♪
ダメ 押しの3点目は前田陸斗君。強烈なミドルシュートが決まり会場に集まったファン・サポーター・父兄の方々を沸かせました!
スコア3-0で1回戦を突破しました!
2回戦は川崎フロンターレが対戦相手です。勝てば全国大会の出場権獲得!負けたら敗者復活戦に回ります。
頑張れ町田ゼルビアユース!超頑張れ町田ゼルビアユース!!
☆U-15 日本クラブユースサッカー選手権(U-15) 東京都予選 決勝トーナメントステージ
U-15の日本一を決定する大会。
FC町田ゼルビアU-15初の関東大会進出を目指して東京都予選を戦っています。
5/13に2回戦vsポンバ立川戦が小野路Gで行われました。
大雨と低い気温のピッチコンディションのなか、高橋希歩君の2得点と守備陣の頑張りでスコア2-0で勝利しました!
5/20に3回戦vsBranco八王子FCと対戦。
水口智也君のハットトリック!義澤将太郎君の久々の得点!平田周君の公式戦初得点!でスコア5-0で3回戦突破です!
4回戦は先月末に完敗しているFC多摩が対戦相手です。
U-18に引き続きこちらも勝てば関東大会の出場権獲得!負けたら敗者復活戦に回される戦いとなります。
頑張れ町田ゼルビアジュニアユース!超超頑張れ 町田ゼルビアジュニアユース!!
【近々の日程】
☆U-18A 高円宮杯サッカーリーグ T2リーグ 第6節~第7節
6/17 (日) vs大成高等学校 17:30キックオフ 場所:小野路グラウンド
6/24(日) vs堀越高等学校 17:30キックオフ 場所:小野路グラウンド
☆U-18B 高円宮杯サッカーリーグ T4リーグ 第3節
6/17 (日) vs日大豊山高校 10:30キックオフ 場所:日大豊山高校中台総合グランド
☆U-14 高円宮杯サッカーリーグ T3リーグ 第7節
5/27 (日) vs東京セゾンFC 18:50キックオフ 場所:小野路グラウンド
※予定は変更になる場合があります。最新情報はNPO法人アスレチック町田のホームページでご確認ください。
(http://acmachida-zelvia.com/)
REPORT ゼルビアを丸裸にする!!【by ホシノ】
第14節 FC町田ゼルビア○ 3-0 カマタマーレ讃岐
第15節 栃木SC 0-0 △FC町田ゼルビア
【テーマ ボールを奪う位置と向き】
千葉、山口、大分に3連敗という厳しい状況から、東京V、横浜に連勝(※今シーズン2度目)と、GW連戦中にしっかり立て直して浮上のきっかけをつかみ、相馬監督が指揮して以来(2014年~)積み上げてきたチームとしてベースとなっ ている部分を感じることができました。
あいにくの雨天での試合となったカマタマーレ讃岐戦は、J2リーグでの対戦ではHOME未勝利という過去の対戦成績を忘れさせるような快勝となりました。
前半のうちに先制すると、後半開始早々に追加点、試合終盤にだめ押しと試合の主導権を握り、守備面も前線からのプレスとコンパクトなブロックが機能して、(木島選手のシュートがバーに助けられたり、GK福井選手のファインセーブの場面もありましたが...)無失点での勝利となりました。
2012年シーズン以来(※HOME●0-3、AWAY1-0●の2敗)の対戦となった栃木SC戦は、昇格1年目のチームらしいハードワークと球際の強さをベースとした堅守を崩すことができず、決定的な場面を多く作れずに久しぶりの無得点で (※3/11第3節甲府戦以来)試合を終えました。(同じ節で大分 VS 山口の直接対決のタイミングだったので、勝って 勝ち点差を縮めておきたかった)
試合の主導権を握り、押し込める時間帯もあっただけに、その時間帯で決めきる決定力、最後の崩しの場面での迫力・工夫、さらに圧力をかける推進力などが求められる一方で、守備面では(またして もGK福井選手のファインセーブに助けらる場面もありましたが...)3試合連続無失点となり、選手の距離感、連携などが良い状態と言えるでしょう。
5月ここまで無敗という再浮上のきっかけとなっているのは、やはり良い守備→良い攻撃という場面を多く作れているからだと思います。
『コンパクト・距離感』『ハードワーク』『球際へ厳しくプレス』『ブロック全体で連動』の『堅守速攻』というベースを徹底しているものの、例えばボールを奪う位置はなるべく相手陣内に近くの高い位置でとか、奪った時のブロック全体の向きは相手陣内の方向に向いているとか、相手から奪うタイミングは攻守の切り替えの早い時点とか、 相手の攻撃はファウルをせずに食い止めて奪いきるとか、セカンドボール・ルーズボールは攻撃方向を向いた状態で拾うとか。
細かいですが、ボールを奪う位置・向き・タイミング・ファウルで止まらないなどは、守備→攻撃の切り替えをスムーズにして推進力となり、相手との僅かな差を生み、ゴール前の最終局面での決定力・迫力・精度・工夫に繋がります。
第1クールも残すところ6試合(岡山、愛媛、徳島、岐阜、新潟、福岡)というタイミングで、新たに起用された選手、今シー ズンから新加入の選手が目立った活躍をみせ、負傷欠場していた選手が復帰するなど、各ポジションで良い意味での競争が生まれ、結果としてチーム力の底上げに繋がる良い状態にあるように思います。
クラブの目標である『6位以 内』を達成するためにも、第1クールで上位争いから脱落する訳にはいきません。(第15節終了時点で、首位大分:勝 ち点31~7位横浜:勝ち点24)
引き分けはしたものの、チームは4戦無敗・3戦連続無失点と再浮上のきっかけをつかんでいます。岡山、愛媛を迎えるHOME2連戦でチームがさらに勢いに乗って勝ち点を伸ばせるように、声援と拍手で 選手を後押ししましょう!