VOICE flom Call Leader【by トモキ】
FC町田ゼルビアサポーターの皆さん、こんにちは!
前節の山形戦と今節の大分戦のガゼッタは合併号でしたが、今回は皆様に伝えたいことがあり特別号として出させていただきます。
前節の山形戦はチーム内に様々な発表があった後の最初の試合となりました。
試合前のサポーター集会でも話したように、期待や不安がそれぞれあると思いますが、まだシーズン途中で試合が残っています。
俺たちは目の前の試合に集中して、ピッチで戦っている選手と共にこれからも戦っていきましょう。
前節の山形戦も引き分けとなり、現在4試合勝ちなしと少し歯がゆい試合が続いていますが、2試合未消化での状態でも勝ち点が62あり、今シーズン掲げた6位以内という順位がいよいよ現実的に見えてきています。
さらには目標以上の自動昇格圏内、優勝にも手が届きそうなところまで来ています。
私自身、このガゼッタを書くまでは、スタジアムでの試合前・試合後の話やガゼッタでの記事等、優勝という言葉をあえて使わず、夏場に首位に浮上したときも「6位以内を目指す」と言い続けてきました。
なぜなら、6位以内という目標に向けてしっかりと地に足をつけ、チャレンジャーとして戦っていくチームと共に、サポーターも同じ空気感を持って戦っていきたいという思いがあったからです。
そしてこの6位以内という目標が達成できそうな今、チームと共に優勝を目指していきたいと思っています。
優勝を目指すための戦いは6位以内を目指す戦いよりも大変なはずです。
残り試合は全部勝ちに行くくらいの気持ちでないと達成できないかもしれません。
ですが今シーズン、良い時も悪い時も選手と一緒に戦ってきた俺たちなら不可能なことではないはずです。
そのための第一歩が今節の大分戦です。
今年のアウェイでとても悔しい敗戦を喫した相手ですし、前節首位に浮上した勢いを持って野津田に乗り込んで来ると思います。
そんなチームを相手にしての野津田での大一番で久しぶりの勝利を掴むことができれば、優勝への道が開けると思っています。
2009年のJFL昇格以降、一度も取ったことのない全国リーグでの優勝を目指し、蒼き誇りを持った友と共に戦っていきましょう!!
今日もよろしくお願いします。
ANNOUNCE サポーター集会が開催されました
皆さまご存知の通り、10月1日(月)にFC町田ゼルビアがサイバーエージェントグループに入ることが発表されました。
先週末、10月7日(日)のモンテディオ山形戦はこのビッグニュース発表後、初のホームゲームでした。
ビッグクラブとして成長が加速することに期待する方、いきなり方向性が変わってしまうんじゃないかと不安な方、 様々な思いを持つ方々がいらっしゃるかと思います。
そこで残りの試合、心を一つにして応援していくためにサポーター集会が開催されました。
サポーター集会は10月7日(日)14:30より、ゴール裏付近にて開催されることが数日前からSNSを中心に告知されていました。
当日その時間になると、ゴール裏付近で応援している方のみならず、バックスタンドで応援している方も集まってきて、サポーターの本件に対する意識の高さが伺えました。
初めにサポーターグループCURVA MACHIDA(クルヴァ・マチダ)代表の双木さんから、「(本件について)期待を持って迎えた人もいれば、不安を持って迎えた人もいるかと思います。
ただ、シーズンは今日を含めて9試合残っています。バラバラな気持ちのまま迎えてしまうと、残りの試合勝てるものも勝てなくなってしまうと思います。今日、ここの場でもう一度みんなの気持ちを一つにして残りの試合を戦っていくために、 今日の集会を行いたいと思います。」という挨拶がされました。
続いて、今回の件に対する説明がサポーターグループLos Cumbancheros(ロス・クンバンチェロス)の近野さんから行われました。
「当初はサポーターグループの中でも本件に対する不安が大きく、その思いをクラブに伝える場を作っていただきました。
そこではクラブの方から『僕らはこのクラブの歴史や思いの部分をなげうってまでこのクラブを大きくするつもりは全くなかった。
サイバーエージェント社の方から、その地域の歴史だったり思いっていうところを共感頂けなければ今回の話はまとまらなかっただろう』
というような話をいただき、FC町田ゼルビアを愛する気持ちをサイバーエージェント社も持ってくれてるんだ、ということを感じました。
もしそうであるならば、僕らとしては今回の話に反対するとか懐疑的になるってのは少しおかしいんじゃないか、という結論に至りました。
ただ一点、皆さんにも心に留めていただきたいのは、サイバーエージェントがついたからといって、そこにおんぶに抱っこにはならないようにしていきたいということです。
今までこのクラブで培ってきたもの、僕らがここで応援してきた歴史はとても大切にしていかなければなりません。
今までの活動をやめてしまったりとか、お金があるし何とかなるからいいやとか、そういったなおざりな行動や言動はしていかないようにして、今までやってきた以上のことをこのクラブと一緒にやっていきたいと思っています。
これからシーズンも佳境に入りますけれども、そういった皆さんの思い、このクラブを大事にする思いを、今一度皆さんと再共有をさせていただいた中で、これからも戦っていければいいなと思っています。」
といった話がありました。
その後再び双木さんから、この日の試合で掲示された横断幕「THIS IS MACHIDA」と町田市章のバンデーラについて説明がありました。
「これまでもここ一番という試合で何試合か出してきた横断幕ですが、先日のサイバーエージェントさんのリリースで、『東京発・町田から世界へ』というビジョンが打ち出されていました。
ただやっぱり僕たち町田ゼルビアは29年間、町田の地に生まれて一歩ずつ、一歩ずつでも歩み続けてここまでのクラブチームになってきました。
大きな資本が入ってビッグクラブになるっていうことも大切ですが、でもやっぱり僕たち町田のDNA、原点はここ野津田、町田にあります。
選手が入れ替わってクラブが大きくなっても、町田のアイデンティティだけは必ずみんな持ち続けて下さい。
僕らの町田っていうアイデンティティを、試合前や試合中から、こういったビジュアル面で伝えていけたらいいと思います。
また試合後にゴール裏に藤田社長が挨拶に来られます。
その際に即興幕を用意しています。
メッセージとしては「新たな同志と共に町田から世界へ」。
これからサイバーエージェントさんと共に、世界というビジョンを目指して歩んでいくクラブになると思いますが、世界は数年で行けるような簡単なステージではありません。
大変な苦労と時間がかかる舞台だと思います。
そこにたどり着くまで、我々サポーターと一緒にサイバーエージェントさんが歩み続けてもらえるように、対等な関係で接し合っていけるように、我々も友好的な関係をつくれるように、今日から歩んで行きたいという思いを込めました。」という話がありました。
最後にコールリーダーのトモキさんより、当日の試合についての心構え
「まず今日の山形戦から、みんなの気持ちを改めてひとつにして、でっかい声、でっかい手拍子をみんなで選手に伝えて、ピッチの力になるよう後押ししていきましょう。 まずここからです。
俺たちのチームである町田ゼルビアのコール、何年間も叫んできた町田ゼルビアのコールには、町田のアイデンティティやDNAがめちゃくちゃ染み込んでいるはずです。このゼルビアコールを試合前から、みんなの声でこの野津田に響かせていきましょう!」
という話の後にゼルビアコールでサポーターミーティングは終了となりました。
ファン・サポーターも一丸となって進んでいきましょう!