vol.163 DON’T STOP!

2019.06.02 投稿
Photograph by FC町田ゼルビア

INTERVIEW 町田日和編集長・郡司聡の選手直撃インタビュー!

MF NO.8 JEONG CHUNG GEUN選手

Q:前節の岐阜戦が終わったあと、富樫敬真選手からジョン選手の頑張りがチームを助けていたという話がありました。
「チームメートからそう言われることは本当にうれしいです。もっともっと頑張ります。ただ点を取って喜ばれるようにしたいですね」

Q:さすがにそろそろゴールが欲しいですよね。
「先発で出ている試合が多いから、まだゴールがないことは遅いなと思います。1試合でも早く取りたいです」

Q:次に対戦する栃木は、タイトな守備が持ち味のチームでもあります。
「どんなに相手が厳しいディフェンスをしてきても、それを引き剥がしてゴールを決めるのがFWの仕事です。相手の厳しいディフェンスでも僕は気にしないです。とにかくチャンスを作って点を取ることに尽きます」

Q:仮にゴールを決めたら、どんなゴールセレブレーションを見せてくれますか?
「横浜FCでは結構イバといろいろなパフォーマンスをやってきたのですが、町田は真面目な選手が多いので、珍しいパフォーマンスはあまりないですよね。もしかしたら、フランクさんとやるかもしれませんよ(笑)。楽しみにしていてください」

Q:休みの日は何をしていることが多いですか?
「ショッピングに行きますよ。町田も行きますが、新宿や横浜方面に行きます。お気に入りスポットは町田ではまだ探せていませんが、横浜にいたので、みなとみらいや横浜赤レンガ倉庫などが好きなスポットです。夜景もきれいですからね。町田でも雰囲気のいいスポットがあれば、ぜひ教えてください!」

Q:野津田に詰め掛けてくれるファン・サポーターに向けて、メッセージをお願いします。
「いつもスタジアムまで足を運んでくださってありがとうございます。結果を残せるように、これからもっと頑張りますので、熱い声援で応援してください。よろしくお願いします!」

ゼルビアTimesとは・・・FC町田ゼルビアを中心とした町田市内のフットボール情報が盛りだくさんのWebマガジン。
マッチプレビューやマッチレビュー、ゲーム関連記事や選手コラムなど月額540円(税込)。
編集長の郡司聡は『エル・ゴラッソ』や『サッカーダイジェスト』でもゼルビアの担当記者を務めている。
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クラブ最高順位の4位を記録した2018シーズンの足跡をまとめた書籍『不屈のゼルビア』(スクワッド・刊)が発売中。
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INFO ゴール裏とは?【by ナミキ】

FC町田ゼルビアサポーターの皆様こんにちは。CURVA MACHIDA(クルヴァ・マチダ)の双木です。
ゴール裏とはどんなところか?という事ですが、ゴール裏とは文字通りスタジアムのゴールの裏のエリアを指します。
ゴール裏は試合前から多くのサポーターが集まり、立ち上がって選手たちに声を届ける場所になっています。

ゴール裏に来るのに条件や資格はありません!
一緒にチャント(応援歌)を歌い、手拍子を思いっきりして、試合に集中している選手達の耳から心に気持ちを伝えようという心意気があれば大丈夫です。
またユニフォームやグッズを持っていなくても、応援には参加できます。
初めて来た方でも大歓迎です。
老若男女関係なく、みんなでFC町田ゼルビアを応援して、町田のサッカーを盛り上げていきましょう!

FC町田ゼルビアのホームゲームでは、ゴール裏4ブロックが「立ち見応援エリア」とされています。
ゴール裏の中央付近は90分間飛び跳ねたり、旗を振ったり、より熱く応援したい人向けのエリアとなっています。
やや試合が見にくい場合はありますが、応援の熱量や一体感をもっとも感じやすいエリアだと思います。
初めからゴ ール裏で90分間の応援は自信がないな...という方にはゴール裏バックスタンド寄りに「準立ち見応援エリア」を設けています。
こちらではチャントの歌詞ボードの掲示があり、チャントの歌詞が分からない方でも安心して応援に参加できます。
また着席も可能なエリアとなっていますので、応援が初めての方にもおススメなエリアとなっています。

ゴール裏での応援は大変な部分もありますが、その分、ゴールが決まった時、試合に勝った時の喜びを多くの人と一緒に分かち合えるのが、ゴール裏の醍醐味だと思います。
メインスタンドやバックスタンドの見やすさもいいですが、ゴール裏での盛り上がり、臨場感はスタジアムでしか味わうことができません!
もし、ご興味がありましたら、一度ゴール裏に足を運んでみてください!


VOICE flom Call Leader【by トモキ】
コールリーダー

FC町田ゼルビアサポーターの皆様、こんにちは!

先週の岐阜戦は日曜日のナイターではありましたが、多くのサポーターが集まり選手に声を届けることができました。
試合も6試合ぶりの勝利を掴みとることができましたが、終盤の失点もあり、選手も少し歯がゆい部分はあるのではないかと思います。
ただ、やっぱり長いトンネルから抜け出して勝ち点3を取ることはとても大きなことですし、この勝ちからいい流れをつくれるはずです。

そんな中で今週の栃木戦は、今まで勝利どころか得点すらない苦手な相手との試合となります。
しかしここでしっかり勝つことができれば、よりいい流れに乗ることができるはずです。
順位も気になるところだと思いますが、目の前の試合にしっかり勝っていけば自ずと順位も付いてきます。

3月以来のホーム勝利、そして連勝を掴み取りましょう!
よろしくお願いします!


COLUMN トップをねらえ!(ゼルビアユース/ジュニアユース情報)【by ノジ】

【ユース・ジュニアユースの近況】
 
【ユース】クラブユース関東大会
全国大会を目指し戦った、5月18日のノックアウトステージ1回戦・ジェフ千葉戦を振り返ります!

立ち上がりはゼルビアが主導権を握る展開。
左サイドハーフの金澤空君がドリブルで相手陣内を突破しチャンスを作ります。
対する千葉はワントップで出場の長身FWにボールを集めますが、最終ラインの新井田楓君・髙島大夢君・杉本裕哉君が身体を張って阻止!
しかし前半20分、ゴール前の混戦から千葉に先制されます。
その後ゼルビアはGK鈴木悠矢君のファインセーブもあり、同点のチャンスを狙い続ける展開へ。
後半も中盤に差し掛かったところ、スローインから怒涛の猛攻を仕掛けますが、ゴールは奪えず。
そのまま0-1で敗戦し全国大会出場とはなりませんでした。
最終学年の3年生の中には涙する選手も。
この悔しさをリーグ戦・秋のJユースカップにぶつけてもらいたいです。

【U-15】クラブユース関東大会進出!
勝てば東京都代表として関東大会進出となる、5月19日の東京SC戦を振り返ります!

前半6分、寺澤公平君の アシストから高橋一彰君が決めて立ち上がりに先制!
その後も積極的に追加点を狙い、後半18分に中村斗和君のゴールで追加点を挙げます。
しかし相手も必死の反撃を見せ、後半24分に失点。
その後も相手の猛攻に遭いますが、キャプテンの山下輝君が仲間を鼓舞します。
突き放したいゼルビアは後半29分、大月悠希君がドリブル突破からPKを獲得。
これを自ら冷静に左隅に流し込んで勝負あり!
3-1の勝利で、2年連続の関東大会進出となりました!
関東での戦いも目が離せません!

【今後の日程】
《U-14》 6月2日(日)19:10~ メトロポリタンリーグ 対湘南ベルマーレWEST(小野路)
     6月5日(水)~11日(火) セルビア共和国遠征
《ユース》 6月16日(日)17:30~ T4リーグ 対都立駒場高校(小野路)
※6月はこの他にも試合が多数開催されます!詳細はhttp://acmachida-zelvia.com/schedules/にてご確認ください。


COLUMN 町田に“なでしこ”の花を咲かせよう!(ゼルビアレディース情報)【byコモタツ】

先日の皇后杯予選(南葛SC Wings戦)で攻守に渡り大活躍のMF萩原愛海選手(No.8)に今回はお話を伺いました。

Q:皇后杯予選1回戦勝利おめでとうございます。先制点やアシストを決めるなど大活躍でしたが、まずは皇后杯1回戦を振り返っていかがでしたか?
「一発勝負なので緊張感のある、難しい試合になると感じていて、絶対に先制点を取りたいと思っていました。その気持ちがあったのでゴール前に行き点を取ることができ良かったです。
2点目は、水垣選手は裏に走るのが得意なので出したら走ってくれると思いパスを出しました。
決めてくれて嬉しかったですし、チームに流れを作ってくれまし たね。
3点目は髙橋選手がゴールに飛び込むように頭で触って決めてくれました。
高橋選手らしいガッツあるプレー だからこそのゴールだと思います。
まだまだ走れたり球際の強さだったり課題はたくさんあると思うので日々の練習でチーム全体でレベルアップしていきたいです。
まずは、次の2回戦の試合に全力でプレーし勝ち進みたいと思います。

Q:改めて萩原選手の自己PRをお願いします。
「私の持ち味はロングキックです。
ロングキックからチャンスを作りたいと思います。
仲の良い選手は家が近くの菅原選手、中山選手でよくご飯に行ったり、ふざけあっています!
私の職場はスポンサーでもある(株)ユニロックです。
社内の方々は優しく、試合どうだった?勝ったね!頑張ってね!と声をかけてくれるのでまた良い報告を出来るように頑張ろうと思います。」

Q:チャレンジリーグ昇格に向けて練習やTMなどで意識して取り組んでいることがあれば教えてください。
「コミュニケーションをとることを意識しています。
チャレンジリーグに行くには、チームもそうですが個々がもっとレベルアップしていかないといけないと思うので、プレーで思った事は言うようにしています。
強く言いすぎたりすることもありますが、練習だからこそそこは妥協せずに言うようにしています。」

Q:今年の個人としての目標を教えてください。
「去年以上にアシスト、ゴール出来るように頑張ります。
また攻守に関わりチームを引っ張っていきたいと思います。」

Q:最後にサポーターにメッセージをお願いします。
「皇后杯では沢山の方々に来て頂きすごく嬉しかったし感動しました。ありがとうございます。
皆さんの応援が力になります。
観ている人の心を動かしたり、楽しんでいただけるような試合をチーム全員でやっていきたいと思います。
これからも応援よろしくお願い致します。」

【第39回東京都女子サッカーリーグ3部】
☆6月9日(日) vs 十文字高校 キックオフ時間15:30 at 十文字学園大学

【関東大学女子サッカーサタデーリーグ戦】
☆6月16日(日) vs 南葛SC Wings キックオフ時間18:30 at 葛飾区奥戸総合スポーツセンター

ありがとうございました。5月26日から始まる皇后杯予選も期待しています!
試合日程は下記でご確認ください!
http://acmachida-zelvia.com/ladies_result/



REPORT ゼルビアを丸裸にする!!【by ホシノ】

第14節 FC町田ゼルビア△ 2-2 京都サンガF.C. 
第15節 FC岐阜 1-2 ○FC町田ゼルビア

【テーマ 浮上のきっかけ】


リーグ戦も3分の1の日程を終えて、中盤戦に突入します。
ここまで5勝6敗4分け(勝ち点19の12位)と、『J2優勝・J1昇格』を目標に掲げて挑んだにも関わらず、低迷している印象が強いです。
簡単に負けはしないものの、引き分けを挟み、勝ちきれずになかなか連勝ができないので、チームが勢いに乗れていない状況を反映する順位に落ち着いてしまっています。
勝ち点こそ大きな差はないものの、試合ぶりからは上位争いにくい込むことが困難なのが現状です。
今日の栃木戦(※J2通算対戦成績は0勝3敗1分け)も厳しい試合になると思いますが、なんとか勝利して、残留争いに巻き込まれないためにも、浮上のきっかけを掴みたいところです。

引き分けとはいえ、良い雰囲気で終えた前節の横浜FC戦の流れを継続したかった京都戦でしたが、試合開始1分に失点してしまい、その後も決定的な場面をつくられるなど出鼻を挫かれる格好で、悔やまれる試合の入りでした。
CKの流れから直ぐに同点とし、相手のDFラインからのビルドアップも不安定なこともあり、一気に畳み掛けたいところでしたが、好調を維持する相手のサイドからの鋭い仕掛けやカウンターに、時折ゴールを脅かされる場面もつくられて主導権を掴みきれませんでした。
失点シーンは2点とも、相手陣内の深いところから縦パス1本通されて抜け出されたところを、確実にゴールに結びつけられてしまいました。
相手FWとの競り合いやボールの奪われ方、DFのハイラインの裏側のスペースとGKの連携など、失点場面を遡ると残念なプレーも見受けられ、もちろんパスの出所へのプレッシャーも含めて、守備での強さ、判断、連携など改善していかなければなりません。

最下位に沈む岐阜との一戦は、相手が2連敗中、10試合連続失点、しかも直近の2試合では金沢戦3失点、千葉戦5失点と不安定な状況でのタイミングということもあり、残留争いに引き込まれないためにも、AWAYとはいえ勝利しかない試合でしっかり勝ち点3という結果を出しました。
ただ、内容は浮上のきっかけを掴んだというにはまだまだ程遠く、クリアミスを拾われて決定的な場面をつくられたり、相手陣内からのロングフィードでDFラインとGKの間のスペースに走り込まれたり、試合の終盤には相手の猛攻を受けて2-0リードの余裕はなく、落ち着いて逃げ切れる試合巧者の雰囲気も感じられずに、ドタバタと1点を返されただけではなくあわや同点にされそうな場面もありました。

停滞感の要因として、攻守ともに躍動感がなく、アグレッシブにプレーできていないことがあります。
『襲いかかるような守備』も強さ、はやさ、迫力が足りず、連携、距離感、バランスが悪いので、躊躇してあと1歩寄せ切れずに、あっさりかわされる場面が目立ちます。
攻撃でも良い形で攻撃が終われず、ボールの奪われ方が悪いので『攻撃→守備』の切り替えが間に合わないタイミングで、DFラインとGKの間のスペースに蹴り込まれて慌てさせられ、試合のリズムを崩されることがあります。
ちょっとしたことで試合の流れを掴み切れないので、攻撃に転じても、距離感・バランスが悪く、セカンドボールが拾えずに2次攻撃に繋げられなかったり、中途半端なパスを狙われたり、パスの出し所がなく球離れが遅れる、個々が孤立しているため連動した攻撃にならなず、厚み、迫力を欠いて、特に相手ゴール前で攻めあぐねる展開になっています。
『サッカーはミスのスポーツ』と有名な言葉が示す通り、ミスを恐れて躊躇したり、慎重になりすぎてアグレッシブさを欠いているようでは、相手のミスを確実にチャンスに結びつけられないし、反対にこちらのミスにつけ込まれて決定的なピンチを招いてしまいます。
観ていて楽しいサッカー、観客をわかせるサッカーという視点でも、特にシュートを打つまでの最後の局面でもっと精度を高めて積極的に仕掛け、ゴールに迫る機会を増やしていきたいところです。

6月の5試合と7月の1試合で、早いものでシーズンの前半戦を終え、折り返し地点を迎えます。
今後は夏場の厳しい条件のもと、優勝・昇格圏内・残留の各争いも本格的になり、なかなか勝ちきれないタフな試合が続くでしょう。
前半戦の残り6試合で浮上のきっかけを掴み、しっかり勝ち点を積み上げられるのか。
対戦相手を見ると(栃木、徳島、長崎、岡山、千葉、山口)J2で安定した実績のあるクラブや対戦成績で分が悪いクラブばかりです。
思うように勝利を重ねられずに苦しい状況だからこそ、つまらない野次や心無い暴言ではなく、叱咤激励の声援と拍手で選手を鼓舞して、上位争いに絡んでいけるように後押ししていきましょう。

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