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稲刈り体験に参加してみた!

2021.12.24 投稿
はるか
秋と言えば読書の秋や芸術の秋などいろいろありますが、『まちだけ。』の秋はもちろん食欲の秋です。

今回は秋に取材した稲刈りの模様をお届けします。場所は小野路町から下山田町にかけて位置する奈良ばい谷戸。2年前に田植えの取材でまどかとともかがお邪魔した田んぼです。(田植えの記事は⇒こちら)
今回もNPO法人まちだ結の里さんにお世話になりました。

当日は小野路町の浅間神社近くに集合し、里山散策を楽しみながら稲刈りをする奈良ばい谷戸に向かいました。


集合場所に行くと、案内をしてくださるNPO法人まちだ結の里の福原さんと鶴岡さんが準備をされていました。出発前には鶴岡さんから、近くに生えている植物を見せていただきました。これはスズメウリと言う植物、丸い実が可愛らしいです。


熟していくと緑から白になっていくそうです。自然の不思議な美しさにみなさんも驚かれていました。
他の参加者も全員集合したら里山散策です。浅間神社あたりから奈良ばい谷戸に向かう道は、登りもきつくなく散策に丁度良いです。この日は雨が降ったり止んだりだったので少し滑りやすかったです。ただ、滑りやすい場所では結の里のみなさんが声をかけてくれたので、安全に歩くことができました。


木や植物の説明をしてもらいながら散策を進めます。途中に炭焼き窯がありました。炭焼き窯は、使わない時は炭を入れておかないと窯が傷むそうです。その炭は来年窯から取り出し、また新しい炭を焼きます。初めて知りました。


田んぼに到着したら早速稲刈りの準備です。

今回は5組11名の方がご参加されています。感染症拡大防止のため、例年と比べて募集人数を少なくし、組ごとに区画を分けて稲刈りを行うようになっていました。

全体で、稲刈りの仕方、鎌の使い方、注意すること、そして稲架(はさ)かけして乾燥するためのまとめ方などを教えてもらいました。実際にやってみるとまた疑問点が出てくるものですが、組ごとに数名のスタッフがついているので、その場で教えてもらうこともできます。
早速、稲刈りをしている参加者の方にお話を伺いました。


こちらは3人で参加されているご家族です。お母様とお子様が元々花などの植物を育てることがお好きで、今回はお母様が見つけて申し込まれました。お子様は給食が何よりの楽しみなくらい食べることも好きなので、今回は本当に楽しみにしていたそうです。結の里のスタッフに教えてもらっている時に「稲を藁で括るのはお子様の方が上手だね」と言われて苦笑いのお父様でした。みなさんで楽しそうに作業されていたのが印象的でした。


こちらは2人で参加のご家族です。普段から畑を借りて2人で作業をしているそうです。お父様が子どもの頃にされた稲刈りをお子様にも体験させたいと思って参加されました。お嬢様も畑と山など自然がお好きということで、笑顔で体験されていらっしゃいました。


親子連れが多い中、ご友人同士で参加されている方もいらっしゃいました。こちらは以前通っていた俳優養成所で知り合った仲間だそうです。里山保全活動に興味のあるご友人が、知り合いから教えてもらって参加されました。奥の男性は、特にすごい速さで進めていらっしゃいました。若さのパワーでしょうか。


刈った稲は乾燥させるために束ごとに括って稲架(はさ)かけします。束にするのも慣れないと大変そうでした。途中雨が強まった時には休憩を入れ、止んだら再開というように作業を進めていきました。


こちらの女性は最近結の里の活動に参加するようになった方。感染症対策の影響で在宅勤務になり、運動不足解消にとお父様と一緒に自宅から数十分かけて歩いて来るそうです。「今まで農作業の経験はないけれど楽しいです」とお話ししてくださいました。以前の取材では会員を募集をされていた結の里さんですが、嬉しいことに最近は新しい方も増えたそうです。ご興味のある方はぜひ連絡してみてくださいね。

まちだ結の里
e-mail:yui-info@narabai.org
住所 :〒194-0202 東京都町田市下小山田町824-1


少し飛び出した稲が目に入りました。結の里の方に伺うと、時々ある変異種で中身はスカスカなことから「バカ米」と呼ばれているものだそう。


最後には畑で野菜の収穫体験をして、お昼を食べる方は結の里のみなさんと一緒に食べて解散となりました。
この日はあいにく雨が降ったり止んだりのすっきりしないお天気でしたが、久しぶりのイベントが開催できたことは良かったです。


そしてこの日は嬉しいニュースもありました。NPO法人まちだ結の里 理事長の田極公市氏が、50年里山の環境保全に尽力されていることを認められ、東京都の功労賞を受賞。今回はその報告にいらっしゃいました。本来でしたら田植えにも参加して一緒に作業をしているそうですが、里山保全活動中に怪我をされて今回は参加がかなわなかったそうです。早く全快されて来年は田植えも稲刈りも参加できるといいですね。田極理事長、受賞おめでとうございました。



こちらで作っているお米は餅米がほとんどで、一部が古代米。ただ、一般には出回らなく、学校給食などに寄付されていたりと一部でしか食べられない貴重なものです。まどかから、こっそり持って帰ってきてと言われましたが、無理なものは無理ですよね。
どこかで食べられる機会があったらラッキーですよ。
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