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毎月見学&購入できる!昔ながらの製法を守り続けるなたね油。

さぁ着いたよ!
ともちゃん、なんでそんなに元気なんだし。
毎週のように町田GIONスタジアムにゼルビアの試合を見に行っているから、坂には慣れちゃったのかも。なにせ「天空の城 野津田」だからね!
・・・納得なんだし。で、ここはどこなんだし。
今来てるのはふるさと農具館と言って、昔ながらの農具などを見ることができる施設なんだよ。今日はなたね油搾りを見学できる日だから、ほのかにも見せたくて来たんだよ。それじゃ早速。こんにちは!
こんにちは。ともかちゃん久しぶりですね。
岩澤さん、こんにちは!今回もよろしくお願いします。
なたね油の作り方
なたね油の取材は2018年の4月にまどか姉さんと一緒に来たのと合わせて2回目。もう3年前になるんですね。(前回のなたね油搾りは⇒こちら
そばの花の取材にも来てくれましたね。(そばの花の記事は⇒こちら
はい。姉妹みんなでお世話になっています。今日は小学生のほのかと一緒に来ました!
ほのかちゃん、よく来ましたね。山の上まで大変だったでしょう。今日はなたね油の作り方を見ていってくださいね。
全然平気なんだし。
それなら良かったです。もう始まっていますから、こちらにどうぞ。
前回もなたね油とその作り方について教えていただきました。今回は基本をおさらいして、前回から変わった点や前回は見れなかったことなども教えてもらえたらと思います。よろしくお願いします!
はい。わかりました。早速ですが、なたね油は、菜の花のタネからできるんですよ。食用あるいは食品加工用に使われる油なんです。「炒る→つぶす→蒸す→搾る」という4つの工程で出来上がります。この機械は「炒る」ための「焙烙(ほうろく)」というもので、大きな土鍋のようなものなんです。中の3枚の羽で常にかき混ぜながら熱を入れることで、均一に炒ることができるんです。
手で潰してこのくらい黄色くなったら出来上がりも近い合図です。
綺麗な黄色なんだし。
そうでしょう。火が通るとあっという間に焦げてしまうので見極めはとっても難しいんです。炒ったら次は「つぶす」工程です。この右側の機械に上から入れると、潰れて下から出てきます。ちなみに左側は「蒸す」機械です。
潰したなたねはこのような状態で出て来るので木の箱で受け止めます。
蒸したら次は、搾る・・・
ほのかちゃん、よく覚えていましたね。そうです、蒸したなたねを容器に入れて最後の「搾る」という工程に進みます。この写真の左側が搾る容器に蒸し上がったなたねを詰めているんです。右側は次に蒸すなたねを鍋に入れているところです。大きな漏斗でしょう。
このおじさんたちは誰なんだし?
地元農家が集まってつくった「七国山ふれあいの里組合」のメンバーです。毎回集まって作業しています。関わる人のほとんどが食品衛生責任者の資格を持っているんですよ。
えいせい・・・なんか凄そうなんだし。
蒸したなたねを左側の筒の中に入れています。このマットはなたねを絞ったときになたねがこびりつくことを避けるために巻いているんですよ。このマットがないとくっついて取るのが大変になるくらいの圧をかけるんです。昔は専用の長靴で踏んで固めていたようですが、今は棒を使って固めています。その次はいよいよ最後の工程「搾る」です。
ここから圧をかけて油を搾っていきます。最初は手動で、次に電動で200Kgの圧をかけていきます。
ほらほら、ほのか。油が搾られてきてるよ!
料理の時に使うのと同じ色なんだし。
こうやって油が完成するんですよ~。
早速この油を今日売るんだし。
これはしばらく寝かせておきます。
なんでなんだし。
置いておくとこのように沈殿物が出てくるので、その上澄を商品にするんです。瓶詰めの1週間くらい前に60度に上げて雑菌を殺します。そして瓶詰めを行うんですよ。(注:これは見学用の油で時間が経っているので色が濃くなっているそうです。)
瓶詰め
あ、瓶詰めを始められるところですね。前回は見れなかったので嬉しいです。
そうでしたか。ではお二人とも初めての見学ですね。
衛生面に気を使って瓶詰めされていますね。何本ぐらいできるんですか?
毎月25本~30本くらいでしょうか。この取り組みは20年近く続いているのですが、始めた頃は大瓶で売っていたんです。それだと多くの人の手に渡らないので、瓶のサイズを少し小さくして本数を増やしました。今日は31本と普段より少し多めに瓶詰めできました。そうそう、蓋を閉めるための機械は自分たちで作ったものなんですよ。
機械まで作ってしまうのはすごいですね。
道具についても説明しましょうか?
ぜひお願いします!
道具やメンテナンス
これらの道具は寄贈されたと書いてありますね。
寄贈してくれた金沢さんは、なたねなどを持っていくと搾って油にしてくれる、油屋さんをされている方でした。やめられる時に機材を寄贈していただきました。昔から使っていた機械なので、少しずつメンテナンスしたり、必要なものは手作りで対応したりしています。
そういえば以前お伺いした時も、搾るときに使っているマットを作っている人が、日本で一件しか残っていないとお話くださいましたよね。
そうなんです。実はその業者さんは廃業してしまったんです。
えっ!マットがなくなったら大変です!昔みたく人毛を使うように戻ってしまうなんてことに・・・
いえいえ、それはしばらく大丈夫そうです。横浜の瀬谷で和辛子を作っていた工場より譲ってもらうことができたんです。辛子も菜の花からできるもので工程がとても似ているそうで、同じマットを使っていたんですよ。偶然この見学に来ていただいてご縁ができました。
良かった。それなら安心ですね。
そういえば、もう一つ新しい道具が増えたんです。
この鉄の棒です。からしやさんの工場を見学させてもらったときに目に止まり、これは使えそうだ!と1本いただいてきたんです。持ってみますか?
あ、あれ?持ち上がらないです。すごい重さですね。
これでなたねの最後の押し込みをぎゅっぎゅっと行うので、相当重たいですよ。このように色々道具を追加したり、手作業でメンテナンスや、道具を作ったりと試行錯誤しながら継続しています。
菜の花畑
もうすぐ春ですが、菜の花はもう植えてあるんですか?(菜の花畑の記事は⇒こちら
ちょうど苗を畑に植え終わったところですね。今回は気候があまりよくなく枯れかけましたが、なんとか復活しました。結構強いんです。また春の綺麗な菜の花畑を楽しみにしてくださいね。その時にはお待ちしていますよ。
また来たいんだし。
あの美味しそうな匂いのところに行ってきたんだね。今回は買ってきたんだろうな!
なんで上から目線なんだし。まどかには食べさせないんだし。
今回はばっちり買ってきたよ。のどか姉さん、なんか作ってー!
ちょうど「まち☆ベジ」のコウサイタイという菜の花のようなお野菜を買ってきたから、なたね油を使って炒めたわよぉ~。
これはっ!町田の春がここに集結していると言っても過言ではないな!
ちょっと何言ってるかわかんないんだし。
これはご飯が進むね!
んー!軽めのビールに野菜の美味しさとなたね油の香りが合いすぎるわぁ。
ってもう飲んでるし・・・
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暮

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