町田の珍しい野菜や果物を集めてみた！

今回は少し珍しい「まち☆ベジ」を紹介します。

まずは、シャインマスカットです。作っているのは「森のチェルト小野路ぶどう園」さんです。（公式サイトは⇒こちら）

こちらは代表の小川さんと、親族の武井さんのご家族で運営されているぶどう園です。定年後に始められてから10年、竹藪だった場所を切り開いてぶどうを育てています。竹を切り出したり何本もあった大木の処理が大変だったと、ぶどう園の中にある大きな切り株を見ながら話してくださいました。ぶどう園に行ったらぜひ見てみてください。実物の大きさに驚きますよ。これを4人で開拓していったなんて・・・尊敬しかありません。

なぜシャインマスカットを作ることにしたかと言うと、ラジオを聞いていた小川さんが「これだ！」と閃いたことがきっかけでした。生育が気候に左右やすい品種ですが、見様見真似で色々と試して、この数年で安定して収穫できるようになってきたそうです。

路地栽培をしているため、生育が安定するハウス栽培よりも苦労が多いそうです。手作業で間引いて房の形を作ったり、どんどん伸びる蔓や葉っぱを処理したりするため足腰や肩にも負担が掛かります。その分自然の日を浴びてとても美味しいシャインマスカットが実ります。一つ一つを丁寧に育てていらっしゃることが伺えますね。

もぎ取りは年によって時期が異なるため、ホームページなどをご確認ください。期間中は無休です。（今年は既に終了しています。）

美味しいシャインマスカットを生み出している皆さんですが、作りながら味見をするので普段はほとんど召し上がらないそうです。おすすめの食べ方は「冷やして食べること」と教えてくださいました。加工したものだと、「やさいのナイトウ」さんで作っているスムージーや、お客様が作ってくれたジャムのようなものが美味しかったそうです。

このシャインマスカットが手に入るのは、「アグリハウス鶴川」さん、「やさいのナイトウ」さん、「町田薬師池公園 四季彩の杜 西園」などです。

リピーターも多いことからも、その美味しさがわかります。来年に向けてみなさん要チェックです。

他にも珍しい「まち☆ベジ」がたくさんあります。『まちだけ。』で今までに紹介したお店や朝市、アグリハウス各店などでも購入できます。ぜひご覧になってみてくださいね。

こちらの写真、左上は紫キャベツに見えますがトレビスと言う野菜です。チコリとも言います。隣の白いお花のような野菜はカリフローレ。スティック状のカリフラワーです。左下はマクワウリ。そのまま食べたりお漬物にしたりもできます。右下は大根です。赤い大根にも種類がいっぱいあるので食べ比べてみるのも楽しいですよ。

パクチーにバジルと言った香草類も時々見かけます。新鮮なパクチーは苦手な方でも食べやすいかもしれません。バジルはその香りの良さに驚きます。「小野路宿里山交流館」で加工して販売している大根の葉を乾燥させたものは、汁物などにも使えますね。春には山菜も出回ります。

長くて細いヘビナスに、島とうがらし。左下は大きな生落花生です。茹でるのに時間はかかりましたが最高に美味しいです。右下は丸いズッキーニ。形を生かした料理を考えるのも楽しいです。

そしてシャインマスカット以外の果物もあります。小玉スイカ、ブルーベリー、いちご、他にはいちじくや柿なども目にします。

まだまだ種類はあり、ビーツやハスイモという普段あまり聞かない野菜もあり、今年からは青パパイヤも作られているそうです。
定番の野菜はもちろんですが、新たな野菜や果物にチャレンジする農家さんもたくさんいます。
「まち☆ベジ」にこれからも注目です。

町田産農産物ブランド『まち☆ベジ』の情報が満載！